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沿岸の「藻場」が減っているために漁師が困っている。「藻場」は海草が生えていて、魚に酸素を供給したり、魚が卵を産だりする場所だ。藻場は(注)プランクトンが多いから餌を求めて魚が寄ってくる。その大切な藻場の多くが海岸の埋め立て事業などで失われた。更に近年、それとは違う原因の藻場の減少が起きている。海草が魚に食べ尽くされるいわゆる「磯焼け」と呼ばれる現象が増えている。「磯焼け」とは貝殻のようなものが岩全体に付いてしまう状態をいう。原因の一つはアイゴなどの魚が海草を食べてしまうことだ。アイゴは以前は海草が成長する時期には活動を止め冬眠していた。しかし最近水温が上がったために冬眠しなくなって餌の海草を食べ尽くしてしまうのだ。こんなところにも地球の温暖化の影響が出ている。この現象は日本だけでなく世界中に広まっていて魚が捕れなくなっている。困った漁業関係者が失われた藻場を再生しようと様々な試みを続けている。日本では藻場を再生するために海草を植えたコンクリーンを1億円かけて次々とを沈めたりしたが、ほとんど効果がなかった。また漁業問題もさることながら、海草が地上にある森林などの植物と同様に太陽の光を利用した光合成により酸素を作り出していることも忘れてはならない。藻場が作り出す酸素は同じ広さの森林と同量だと言われているから、その減少は更なる温暖化を進めることになる。早急に温暖化対策が講じられることを願ってやまない。
(注)プランクトン:水中や水面に浮かんでいる生物
Câu 1: 問1 藻場の説明と違うのはどれか。
- 1. プランクトンが多い場所
- 2. 魚に酸素を供給する場所
- 3. 魚が卵を生む場所
- 4. 貝殻がついている岩がある場所
Câu 2: 問2 近年の藻場減少の原因は何か。
- 1. 海岸の埋め立て事業
- 2. 海草を食べる魚の増殖
- 3. 海草を食べる魚の生態の変化
- 4. 海草の成長時期の変化
Câu 3: 問3 藻場の減少で今一番困っていることは何か。
- 1. 魚が捕れなくなったこと
- 2. 海草が食べられなくなったこと
- 3. 藻場再生のお金がないこと
- 4. 酸素が減少していること
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